動物実験をしていない国、廃止に向けて取り組んでいる国をまとめました。
動物実験禁止している国のメーカー=動物実験をしてない、ではない
ややこしいですが、動物実験の禁止されている国のメーカー=動物実験をしていないとは限りません。 動物実験の必要な国に輸出している場合があるからです。
実際、動物実験の禁止されている韓国のMISSHAや台湾のオーライトは動物実験の課される中国で販売しているので、動物実験をしている事になります。(2020年までは確実に)
2021年に中国では新しい法律が施行され、条件を満たせば動物実験をせず化粧品を輸出する事が可能になりましたが、中国は販売後もランダムに動物実験を行います。そちらに関しては情報がないのでおそらく販売後の実験は続けるのではないかと思います。
動物実験廃止に率先して動いてきたEU
動物実験禁止で有名なEUとは欧州連合(European Union)のことで、ヨーロッパを中心に27カ国が加盟する政治経済同盟です。 2020年まではイギリスも加盟していました。
こちらのサイト様で、EUの動物実験についての決議書の和訳や説明を読むことが出来ます。
EUでは
- 2004年に化粧品の動物実験禁止
- 2009年に原料の動物実験禁止
- 同じく2009年、動物実験(※一部の実験を除く)が行なわれた化粧品、原料の輸入及び販売禁止
- 2013年には(※一部の実験を除く)にあったものも含め、動物実験が行われた化粧品、原料の輸入販売が完全に禁止
EUの定義する【化粧品】は、決議書によるとメイクアップやデオドラント製品、入浴、シャワー、日光浴、毛髪、肌、ネイルケア、髭剃り、口腔衛生用品に至るまで幅広い商品との事
あ行
アイルランド(EU加盟国)
- 化粧品、原料の動物実験禁止
アイスランド
- 化粧品の動物実験禁止
アメリカのカリフォルニア州、ネバダ州、イリノイ州
アメリカのネバダ州、イリノイ州
イタリア(EU加盟国)
- 化粧品、原料の動物実験禁止
インド
イスラエル
イギリス
エストニア(EU加盟国)
- 化粧品、原料の動物実験禁止
オーストリア(EU加盟国)
-
化粧品、原料の動物実験禁止
オランダ(EU加盟国)
オーストラリア
-
2020年、化粧品の動物実験禁止
か行
韓国
- 2017年、政府の定める代替法があるものについては化粧品と原料の動物実験廃止
カナダ
-
動物実験禁止に向けて動いている
キプロス(EU加盟国)
- 化粧品、原料の動物実験禁止
ギリシャ(EU加盟国)
- 化粧品、原料の動物実験禁止
クロアチア(EU加盟国)
-
化粧品、原料の動物実験禁止
グアテマラア
-
2017年、動物実験を行った化粧品の販売禁止
コロンビア
2020年、輸入品を含み化粧品・トイレサニタリー用品と原料の動物実験禁止
さ行
セルビア
- セルビアは 2019年1月1日に毛皮農場禁止も施行され、毛皮のために動物を飼育・繁殖・輸出・輸入・殺害する事が違法に
た行
台湾
- 2019年、一部を除いた化粧品と原料の動物実験禁止
チェコ(EU加盟国)
-
化粧品、原料の動物実験禁止
デンマーク (EU加盟国)
- 化粧品、原料の動物実験禁止
ドイツ(EU加盟国)
- 化粧品、原料の動物実験禁止
トルコ
な行
は行
ハンガリー(EU加盟国)
- 化粧品、原料の動物実験禁止
ブルガリア(EU加盟国)
- 化粧品、原料の動物実験禁止
フィンランド(EU加盟国)
- 化粧品、原料の動物実験禁止
フランス(EU加盟国)
ブラジルのサンパウロ州・マットグロッソ州・パラナ州・パラー州
- 化粧品の動物実験禁止
ブラジルのリオデジャネイロ州
ベルギー(EU加盟国)
- 化粧品、原料の動物実験禁止
ポーランド(EU加盟国)
-
化粧品、原料の動物実験禁止
ポルトガル(EU加盟国)
-
化粧品、原料の動物実験禁止
ま行
マルタ(EU加盟国)
- 化粧品、原料の動物実験禁止
メキシコ
- 2021年9月、化粧品の動物実験禁止
- 世界中の動物でテストされた化粧品の輸入、製造、および販売も禁止
や行
ら行
ラトビア(EU加盟国)
- 化粧品、原料の動物実験禁止
リトアニア(EU加盟国)
- 化粧品、原料の動物実験禁止
リヒテンシュタイン公国
-
動物実験全面禁止
ルクセンブルク(EU加盟国)
- 化粧品、原料の動物実験禁止
ルーマニア(EU加盟国)
- 化粧品、原料の動物実験禁止
わ行