中国で輸入品に課せられる動物実験について
中国には「販売前」と「販売後」の2種類の動物実験があります。
他国のメーカーが商品販売するにはどちらの動物実験も義務付けられています。もし、そのメーカーが中国に工場を持っていて、すべての原料を持ち込み、そこで製造されている場合は「販売前」の動物実験のみ免除できる可能性がありますが、その後に本土で販売するなら「販売後」の動物実験は避けられません。
- 中国本土外での販売のみ受注
- 発送を行う拠点が中国本土外にある越境通販サイトでの販売のみ
上記どちらかでないと販売前・後両方の動物実験を避けることはできないそうです。
◆参考サイト◆
中国本土とは・・・
この項目では、「チベット」・「新疆ウイグル」・「満州」・「南モンゴル」などを含まない歴史的な漢民族の居住エリアを指す、英語の「China proper」について説明しています。
日本語圏で「中国本土」と呼ばれることが多い、「台湾」・「香港」・「マカオ」などを含まない「中華人民共和国」の実効統治エリアを指す
メーカーのサイトに動物実験はしていないと書いてあっても、問い合わせにそう回答があっても、中国本土での販売と実験はしていないかまで聞くとしているというメーカーは本当に多いです。また、ずっとしていなくても途中で始める、井田ラボラトリーズ(キャンメイク・セザンヌ)や伊勢半(キスミー・ヒロインメイクなど)のようなメーカーもあります。ここはどうなのかな?と思った時は、自分で直接問い合わせるのが一番確実です。